部下のかわりに上司が出てきてますます炎上する、「あじさい日記ブログ」の問題点。
2007年 04月 25日
まず、炎上の経緯はこちらで確認。
[あじさい日記]コメント欄に文化部長が降臨(俺のターン)
で、件の記事。
いよいよ終章です。(あじさい日記ブログ〜美人編集者のつぶやき)
(cache) いよいよ終章です。*念のためキャッシュも
以下が、突如光臨した片山雅文・文化部長のコメント。
はじめまして。Uの上司です。このブログに書き込みをするべきかずいぶん悩みましたが、今月いっぱいで終了する前に一度はきちんとお答えすべきと考えて、これを書いています。赤字で示した部分、とても「部下愛」が感じられる表現だと思う。
決して皆さんのご意見を無視していたわけではありません。言いたいことは山ほどありますが、立場上言えないことをご理解ください。
新聞連載とブログの連動という初めての試みにUは懸命に取り組み、がんばりました。Uに対する個人的な中傷や批判はご容赦ください。
当初は読者の皆さんとの対話を意図したブログでしたが、残念ながら途中からは所期の目的からはずれる結果となりました。しかし、Uに書き込みに返答しなくてもいいと指示したのは私です。
内容的にかなり厳しく、回答すれば収拾がつかなくなると判断したからです。もちろん「自分たちは間違っていない」「正しいことを言ったまで」と思われる方も多いと思いますが、立場を変えてご自身がUのポジションになったときのことを考えてみてください。おそらくは、とても1人で対応できる状況ではなかったと思います。
「今頃のこのこ出てきて何じゃ」というお叱りもあるでしょうが、ともかく、全ての責任は文化部長たる私にあります。ただ、いろいろとご指摘いただいた以上に連載小説をめぐっては諸事情があるのも事実です。その辺りをご賢察の上、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
なお、5月1日からは山本一力さんの連載小説「ほうき星」が始まります。人気作家には数年前からカ『予約』を入れないといけないという昨今の状況下、私自身が連載を決めた初めての作家さんです。
江戸・深川を舞台にした女性の一代記ですので、どうぞご期待ください。
けれど、担当者のかわりにいきなり上司が出てきて、
「かわいい部下が頑張ってやったことなんで、まあ、許してくださいよ」
といわれて引き下がる人たちは、もともと熱心にコメントなんて書かないだろう。
(だいたい、取引先の社員がミスしたのと違うんだしさ)
あと、青字の部分からは、
「とにかく、空気を読んでさ。ほら、何となくわかるでしょう? こっちもいろいろ大変なんだってば」
というニオイがプンプンして、やはり取引先でもないかぎり、簡単に意を汲んではくれないと思う。
ちなみに、いいわけの言葉はあっても、謝罪の言葉はないようで……
そこが一番の問題かなぁ。