出版社は思ったよりも、「人気企業」ではなかった?!
2007年 05月 07日
リンク先には、2007年の「人気企業」が50社、1965年~2000年まで5年刻みで、「人気企業」が20社ずつ紹介されています(2000年・2007年は文理・男女区別なし、その他はすべて文系男子)。
で、このランキングのなかに、出版社がほとんど顔を出さないんですよねぇ。
2007年こそ、「講談社(23位)」「集英社(43位)」とランクインしていますが、20社までしか掲載されていない他の年だとサッパリ。
*なお、「ベネッセコーポレーション」は出版社とは言えないだろうということで外しています。異論があるかもしれませんが……
ただ、だからといって各出版社が、「本当に人気がないか」というと、そうでもないようです。
経済アナリストの森永卓郎氏は、「基本的に学生の企業選択の要素は2つ。まず現時点での収益を見ており、業績好調の企業は上位にくる。もうひとつは、待遇が良くても、多数採用する企業でないと上位には出ない。今回トップのみずほもそう」とみる。とのコメントの通りだとすると、採用数が総じて少ない出版業界は、ランキング上位には出てこない「潜在人気?企業」ではないかと。
ちなみに、かなりの人数を採用するイメージがある講談社でさえ、ここ3年の採用実績は、
05年 23人、06年 22人、07年 24人
狭き門で有名なマガジンハウスにいたっては、
05年 0人、06年 4人、07年 3人
だとか。あいかわらず厳しいですねぇ……