もはや、「文芸=ケータイ小説」の時代なんだろうか?
2007年 06月 06日
2007年 上半期ベストセラー発表 〈単行本-文芸〉部門(TOHAN Web Site)
1 赤い糸 (上)/ (下)メイ (ゴマブックス)
2 もしもキミが。 凛 (ゴマブックス)
3 一瞬の風になれ(1)/(2)/(3) 佐藤多佳子 (講談社)
4 純愛 稲森遥香 (スターツ出版)
5 DDD Decoration Disorder Disconnection (1) 奈須きのこ (講談社)
6 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー (扶桑社)
7 ひとり日和 青山七恵 (河出書房新社)
8 クリアネス 限りなく透明な恋の物語 十和 (スターツ出版)
9 翼の折れた天使たち 星 Yoshi (双葉社)
10 永遠の夢 百音 (竹書房)
*赤字がケータイ小説。ただ9位は「ケータイ小説の人」が書いただけで、ケータイ小説ではなかったかも
この状況からどんな感想を得るかは、人それぞれでしょうねぇ。
たとえば、ケータイ小説が売れてる限り、若者は活字離れしていない、とポジティブにとらえる向きもあるだろうし。
個人的には、今の時代、手っ取り早く作家になるには「ケータイ小説」を書けばいいのかも、と思いました。
むろん、そういうデビューが、後々プラスになるかはわかりませんが……
追記:はてブのコメントによると、
「SPA!の実験によると、執筆実働7時間、公開10日間で1533人ののべ読者がついた」
のだとか。う~ん、思った以上に見てる(読んでる)人が多いのね。