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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。

前回の更新からかなり間が空いてしまい、すみません。
ブログから離れていたあいだに、このネタもあちこちで取り上げられているのですが、一応。

ナツイチ ラインナップ(集英社)

上のwebパンフレットをパラパラめくって、「古典・スタンダード」というジャンルを選ぶと、ちょっとした驚きが。

というのも、今年のナツイチには、以下のような、変わった「顔」の文庫がラインナップされているんです。

・蒼井優を使った限定カバー
集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_21135089.jpg集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_2114990.jpg集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_21143238.jpg
・『DEATH NOTE』小畑健描き下ろしカバー
集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_2118769.jpg
特に後者は、集英社という版元ならではの人選ですよね。
自社の特性をうまく生かしたというか。

ちなみに、僕には「複数の版元で出てる文庫なら、基本的には新潮社のを買う」というマイルールがあるのですが(注 僕の敬愛する山口瞳氏の文庫がほとんど同社から出ているため)、吉野朔実さんがカバーを書いた夏目漱石の本にかぎり、集英社版を買っていましたねぇ。

・吉野朔実描き下ろしカバー
集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_21312462.jpg集英社の「ナツイチ」は、なかなか面白い「顔」をしている。_c0016141_21313786.jpg
『こころ』のカバーも描いてたはずなんだけど、 ナツイチが終わったら元に戻すのかしら。
by aru-henshusha | 2007-07-03 21:34 | 本・出版