編集者は、素人でもいい。
2005年 02月 14日
実用書には「思いやり」が大事
さらに一言つけ加えれば、(特に実用書の)編集者は「素人」でいいのだと思う。
いや、より正確に言えば「素人の目線」を忘れないことが大事なのだ。
実用書の多くは、初心者、素人をターゲットに作られている。
ならば、編集者も「素人」のレベルで、「素人」が思いつきそうな疑問の答えを本文に盛り込む必要がある。
理想を言えば、本を企画したときは素人で、著者とやり取りをしているうちに、じょじょに「玄人化」していくのがいいのではないか。
もちろん、これは僕の意見で、人によってスタイルの違いはあると思うけれど。
「本当に知りたいところ」を網羅するには、「素人の目線」は思った以上に重要である。