『もえるるぶ』のしかけは、吉と出るか、凶と出るか?
2005年 02月 16日

moriyama.com : 探書ノートに詳しい情報が載っている。
初版5万4000部「もえるるぶ」 3000億円・オタク市場に“萌える”
まず、初版5万4000部ってすごいですよね。
ウチの会社なんて、この10分の1の初版部数の本がゴロゴロありますよ。
また、気になったのが、表紙(カバー)のあしらい。
表紙にも、心憎い工夫がある。「もえるるぶ」の帯は、表紙の4分の3を覆う特大サイズの「るるタン」のイラスト。帯を外せば、通常の「るるぶ」同様のスタイリッシュな表紙に“変身”。「自宅では帯をつけて楽しめるし、帯を外せば街で持ち歩いても恥ずかしくないようにした」(担当編集者の小松田淳さん)
とあるんですが、帯ってどうしても、汚れたり、破れたりしやすいじゃないですか。
むしろ、カバーにしっかりイラストを印刷して保存版とし、カバーを取り外してもそのままいけるような表紙にしたほうがよかったのかなとも思います。
ちなみに、目次の内容は次のようになっているそうです。
巻頭イラストページ 東京タワー・レインボーブリッジ・雷門と美少女
プロローグ ストーリーページ(みさくらなんこつ氏・風上旬氏のイラスト)
Chapter-1 趣都・アキハバラ
chapter-2 混沌の副趣都・シンジュク
chapter-3 同人界西の砦・イケブクロ
総武線沿線(中野ブロードウェイ)・山手線沿線の物件紹介
(以下略)
本当に「萌える」人向けなんですね……