それは、レイプから始まった。
2005年 02月 18日
まずは、下の記事を読んでほしい。
レイプ罪で投獄、出所した女教師が結婚へ 21歳年下の元生徒と
このニュースを知って、「ああ、あの事件か」と思い出した人もいるかもしれない。
約八年前に起きたこの事件は、日本でも報道され、一時期話題になっていた。
このたび、二人は結婚するそうで、その「禁じられた恋」の成就を喜ぶ気持ちは僕にもある。
だが、同時に、彼が彼女と始めて関係を持った12歳という年齢について、考えてしまう。
むろん、その年齢でも現にセックスは可能だし、二人は同意の上でその行為をしたのだろう。
だが、それぐらいの年の子供をもつ親には、それはある意味、「レイプ」に近い意味をもつのかもしれない。
12歳という年齢の子供が、どの程度の認識の上で、セックスをするのか僕にはわからない。
見方によっては、相手が子供をたくみに騙して、行為に及んだとも思われかねまい。
12歳の判断を、大人たちがどう評価するのかは、人それぞれだ。
これはアメリカの話だが、もしかしたら日本でも、同じようなことが起きるのかもしれない。
(むしろ、すでに起きていて、報道されていないだけという可能性のほうが高いか?)
いまの子供は、多分、僕が子供だったころよりもさらに成長が早い。
体は成熟しつつも、心が幼い状態が長いということだ。
その時期の性を、子供自身が管理できうるかどうか、できるとしたら何歳からか。
愛という「大義名分」の裏に、ややこしい問題が隠されているように思う。