書籍の場合、著者の意向で担当編集者を替えることってあるんだろうか?
2007年 12月 09日
7話 担当編集者を変える(マンガの道)
担当の理想とする作品と私のマンガ観は大きくずれていた。たとえば、僕がAという著者に「ブログ」についての本の原稿をお願いしたとする。
担当は「ビジネスジャンプ」にそういう違う種類のマンガを、と思ってたのかもしれない。
だが、「ついていけません。私にはできません。すみません。」と正直に担当に言った。
担当はその後、副編集長に相談してくれて、ほかの担当に替わることになった。
私の知っているマンガ家で、やはり担当と相性が合わず、編集長に直談判して替えてもらった人もいる。(集英社の東大出の編集さんで、ものすごい頑固でけんかになったらしい。)
その後、最初の1章があがってきて、それが依頼した内容とはかけ離れていたとき、僕はその著者にもう一度当初の意図を伝え、修正をお願いするだろう。
そのとき、著者が「いや、俺はどうしてもこのままで行きたい」といって揉めたとして、「じゃあ、担当者を替えろ」「はい、替えます」という展開は、あまり考えられないような……
仮にそういうケースになったとしたら、お互い妥協できるところをとにかく探して、改めて仕事をするか、出版の話自体白紙になることが多いんじゃないだろうか?
(この場合、宙に浮いた企画・原稿を著者がよそで出すケースもある)
そもそも、会社だって企画者(担当編集者)の意図等に賛同した上で、企画にGOを出しているわけだし。
まあ、僕自身は、著者とそこまで意図・意見が食い違ったことはないし、たいていの人は大きな食い違いが生じないよう打ち合わせの段階で、かなりすり合わせをやってると思うのだけど。
(上の漫画家さんの場合、その初期段階から相性が悪かったのかもしれないが)
う~ん、書籍の場合でも、途中で担当編集者が替わったりするもんですかね?
(企画者の異動、多忙で他者に振ることはよくあるけれど……)

