今の書店は、色々な意味で「コンビニ」に似ているかもしれない。
2007年 12月 25日
この文読んでたら、ますます似てるなぁと思って。
広告クリエイターは時代をどうとらえているか(読売ADリポート)
谷山(雅計氏)
<前略>コンビニでは、新商品でも売れなかったら2週間で商品を入れ替えてしまいます。いくらいい広告をやっても2週間では効かない。みんなが広告に接する前に勝負が決まってしまう。商品やネーミング、パッケージなどをパッと手を出したくなるようにつくらないと、勝負にならない。それで、特にコンビニ商品に関しては、積極的に一からいっしょにやらせてほしいと言っているのです。これって、書店の棚前(あるいは新刊台)の状況とよく似ている気がします。
(ジャンルによっては、そうでない場合もあるでしょうが)
新聞広告とか、ネット書店での予約段階の盛り上がりとか、店頭でドカンと積むとか、
いくら「本の周辺」を盛り上げたところで、商品自体に力がなければ、
本当の盛り上がりにはつながらないですよねぇ……
「商品やネーミング、パッケージなどをパッと手を出したくなるようにつくる」
ビジネス書編集者として常に意識しているといいたいところですが、
それが実現できているかは別の話。精進、精進。