広告に、誤植が出ないわけ。
2005年 02月 21日
これは、プロの校正者に見てもらってもそういうことは起き得るし、うちの会社のように編集者だけで校正を行なっている場合は、なおさらだ。
ところが、広告の世界では、誤植を見つけることはほとんどない。
もちろん、「広告」という性格上、値段や発売日に誤りがあると致命的だから念入りに校正しているのはわかるが、しかしなぜ?
そんな疑問に答えるのが、「改題 へなちょこ校正日誌 」の、この記事だ。一部引用させていただく。
「なんとまあ、広告業界では校正専門の会社があり、年商数億も稼いでいるんですと! そして校正ミスが出ると、犯人探しにやっきになり、ミス元と断定されると罰金・始末書ものなんですと!」
なるほど、プロの校正集団が、高単価で仕事をうけるかわりに、相当なリスクもかかえてがんばっているらしい。
やはり、そこまでやらないと、誤植を防ぐのは難しいのかも……
明日出来上がってくる担当作の見本に、誤植がないことを祈る。