人気ケータイ小説が今すぐ書けるようになる、7つの魔法のキーワード。
2008年 02月 14日

ネタ元は、ソフトバンクパブリッシングの編集者さんから、2冊送られてきたうちの1冊(もう1冊は土日に拝読します)。
『なぜケータイ小説は売れるのか』
この本の冒頭に、人気ケータイ小説に共通する、
7つのキーワード(本文中では「大罪」)が整理されていました。
以下に、それらのキーワードを転記します。()内は僕の補足です。
●人気ケータイ小説が今すぐ書けるようになる
7つの魔法のキーワード
①売春
(売春といっても「援助交際」がメイン。最近では女性がホストを「買う」パターンもあるとか)
②レイプ
(実際には「輪姦」がほとんど。ちなみに、『恋空』は、上巻34Pで普通のセックス、
42P目でいきなりレイプ、というハイスピード展開らしい)
③妊娠
(レイプ、あるいは彼氏とのセックス後に高い確率で。「中絶」という選択肢は、ほぼない)
④薬物
(東京が舞台の小説だと覚せい剤なども登場するが、地方が舞台だとシンナーどまりだとか)
⑤不治の病
(主人公の彼氏・彼女は高確率で死ぬそうで。しかも病名はガンかエイズ……)
⑥自殺
(ただでさえ病死が多いのに、自殺も頻繁に起こるのだとか。
これくらい人が死んだほうが「リアル」なんですかね?)
⑦真実の愛
(①~⑥の苦しみを一気に帳消しにしてくれるのが、彼氏や授かった命により目覚める
「真実の愛」なんだそうで。意外とクラシックなオチなんです)
これらのキーワード(テーマ)をドンドンぶち込んでいけば、
誰でも簡単に、ケータイ小説らしきものが書けそうです。
そんなこといっても、そもそも、「ケータイ小説の文章」の書き方がわからない、
という人はこちらを参考にしては、どうでしょう?
ケータイ小説のガイドライン(アルファルファモザイク)
でも、この「文体」を真似するの、意外と大変かも……
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