人気ブログランキング |

ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

新聞の広告は、邪魔モノか?

Lucien's Library~メタ・フィジカルな気分~さんの、私が新聞をとらない理由に興味深いデータが載っている。

lucienさんは、朝日新聞に掲載されている広告の量を、自分で測ってみたという。
その割合、全面積のうち、なんと54%にもなるという(2月27日の朝日新聞朝刊で算出)。
この現状に、lucienさんは呆れている。
僕も、前から新聞広告が多いと思っていたのだが、これほどとは思わなかった。

しかし、僕自身は、じつは新聞広告の愛読者である。
なぜなら、それは(僕にとっては)非常に有益な情報源だから。

一つは、新聞広告には本の広告が多い。
他の出版社がどんな本を出すのか、どんな本に力を入れて売ろうとしているのかは、編集者としては気になるところである。

また、新聞広告からは、消費者のニーズが見えてくる。
(もちろん、何でこんなものの広告が載っているのだ、と思うこともあるが)
いま、こんなものが売れているのかとか、こんな情報が必要とされているのかといった情報は、本作りに生かされることも少なくない。

日経コンデナスト社長の斎藤和弘氏も、むかし「編集会議」のインタビューか何かで、新聞は広告しか読まないと言っていたように記憶する。

いまの新聞広告はたしかに多いけれど、一部の人には、それなりに有用であるようだ。
by aru-henshusha | 2005-02-27 21:01 | マスコミ全般