書店で見たら、違うんだ。
2005年 02月 28日
を読んで、本のデザインにおける「現場」の重要性をあらためて知る。
本が売られる「現場」とは、もちろん書店のことである。
(まあ、それ以外の場所に並べられることもあるが)
書店というのは、自社の本、あるいは自分の担当の本だけ並んでいるわけではない。
基本的には、他の出版社の本の間に、自分の担当作が並ぶことになる。
会社で本のデザインのラフを見るときなど、ついこのことを忘れてしまうことがある。
「このデザイン、絶対目立ちますよね~」などと言ってみても、それはその本一冊だけを見ているから、そう感じるだけのことかもしれない。
いざ「現場」で他の本の間に置かれると、全然目立たなくなってしまうことも少なくない。
「現場」の目線、「現場」の発想を忘れてはだめだと、ちと反省した。