今日、書店で見かけて一冊買ったんですが、ラインナップや中身よりも「顔」のほうが気になりました。
既存の新書と微妙に顔つきが違うんだけど、なかでもタイトルの置き方が、ちょっと変わってます。
公式HPを見るとわかりやすいと思うんですが、タイトルがすべて、本の中心チョイ下で改行されてるんですよね(正確には下から7センチのところで改行)。
わりと下までタイトルを配置する、ソフトバンク新書と比べると違いがよくわかるかも。


左:ソフトバンク新書
右:幻冬舎新書
さすがに4行もタイトルが並ぶと、ちょっとうるさい気がしますが。
ちなみに、今年出た主な新書はこんな感じ。
【年末企画Vol.2】2006年新書トピックス+2007年は「選書」ブーム?(編集会議.com)
こうやって見ると、タイトル横組みのほうが多いですねぇ。
できる男は乳首で決まる
でも、この本って、どうやら碧天舎から出された本の焼き直し版みたい。
そのときのタイトルがこれ。
男だって感じたい!―魅惑の乳首活用術
で、ちょっと調べたら、前のバージョンのカバー画像が見つかりました(左:今作、右:前作)。


個人的には、前のカバーのほうがいいなぁ。
いや、べつに、男の乳首が好きというわけではなく、文字と乳首の配置が絶妙だと思うので……
エレン・ファイン/シェリー・シュナイダー共著の『ルールズ』は、ハードカバーも含め、シリーズ合計100万部を売り上げているという「恋愛指南書」だ。バツイチの男性とつきあう法則をはじめ、「デート代は割り勘にしないこと」「こちらから電話をかけないこと」などなど、恋愛に関する数々の「ルール」が示されており、今では22ヶ国語に翻訳され、世界中の「恋に悩む乙女たち」のバイブルになっているらしい。(以下続く)この記事が気になって調べてみたら、この35のルールをまとめているサイトを発見。
THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則(裏 ろば耳サイト☆ミ)
以下が、そこから引用した35のルールです(一部は元の本を読まないと意味不明だけど)。
RULE1:特別な女性になること
RULE2:最初にこちらから話しかけてはいけない(踊りに誘うなんてもってのほか)
RULE3:男性をジロジロ見たり、しゃべり過ぎたりしないこと
RULE4:デートの待ち合わせ場所を、お互いの中間地点にしないこと。デート代は割り勘にしないこと
RULE5:こちらから電話をかけないこと。留守電にメッセージが残っていても、かけ直すのはごくたまにだけにする
RULE6:電話の会話はこちらから終えること
RULE7:土曜日の夜のデートの申し込みは水曜日で締め切る
RULE8:デートの直前まで、忙しくしていること
RULE9:最初の三回のデートでの、正しい振るまい方
RULE10:そして四回目のデートから、決断のときまでの振るまい方
RULE11:デートはこちらからおひらきにすること
RULE12:誕生日やクリスマスに、ロマンチックな贈り物をくれないような男性とはつき合うのをやめなさい
RULE13:彼に会うのは、週に二回まで
RULE14:最初のデートでは軽いキスまで
RULE15:あまり急いでセックスに走ってはダメ
RULE16:彼にあれこれ指図しないこと
RULE17:リーダーシップは彼にとらせる
RULE18:男性が変わるだろうと期待してはいけない
RULE19:あまり急いで打ち解けないこと
RULE20:誠実に、でもミステリアスに
RULE21:個人広告の正しい書き方
RULE22:同棲したり、彼のマンションに荷物を置いたりしないこと
RULE23:不倫はやめておきましょう
RULE24:子どものいる女性へのアドバイス 家族を紹介するのは時間をかけて
RULE25:ひたすら練習あるのみ!
RULE26:婚約しても、結婚しても、「恋の法則」はやっぱり必要
RULE27:友達や家族にバカにされても、「恋の法則」を守ること
RULE28:女子高生のための法則
RULE29:女子大生のための法則
RULE30:失恋したときの心得
RULE31:セラピストへ法則について相談しないこと
RULE32:法則違反をしないこと
RULE33:法則を守ればあなたの結婚生活は生涯幸せ
RULE34:あなたを愛してくれる人だけ愛しなさい
RULE35:一緒にいて心地よい女性になること
で、この35のルールを一読して思ったのは、「とにかく、高い女になれ!」って言いたいのかなぁと。
私とデートするのは大変よ、あなたとデートしてるだけでありがたいのよ、すぐに体を許す女じゃないんだから……
と男に思わせ、「じゃあ、絶対にこの女を落としてやる」と男が考えるようになれば勝ち、という作戦かなという印象です。
むろん、「安い女」と思われるより「高い女」と思われたほうがいいでしょうし、上に書いたとおりに進めば問題ないと思います。
けれど、そういう「高さ」を売りにする女性は、もっと「高級品」が現れたときに、すぐ飽きられるような気も……
そもそも、どんなルールも万人に適用するのには、無理があると思います。
本当にモテる人は、相手ごとにルールを微妙に「改訂」しているんじゃないかなぁと、非モテの僕は想像しているのですが。
(ま、非モテなんで、大ハズレかもしれませんがね)
まあ、名言だか迷言だかよくわからないんですけどね、実際は。
●渡辺淳一の男と女の名言集
「男の幸せは、秘密の多さで決まる」
「なにかいいわけがあるとき、女性は思いがけず、大胆になる」
「二兎を追うものは一兎をも得ず。というのは、二兎しか追わないから駄目なんだ。四兎も五兎も追わなきゃ!」
「二人が快感を得て、よくなって初めてセックスって言うんだよ。男性だけがいいのは、ただの排泄。互いに満ち足りてしみじみと喜びを感じる。いろんな方法で相手への思いやりをこめて。…そこから先が文化でね」
「女の方が男よりも、もともと性格はきつい。だから神は女の外見を優しく作った。男は性格が優しいので、その逆にした。だが年を取って社会的な抑制などが抜けてくると、女は本性を発揮して、いよいよ強くなる。男はしだいに女の腐ったように、ふにゃふにゃになる。」
「よく、老夫婦がしみじみと縁側でひなたぼっこしながら、「ほんとにおまえと一緒でよかった」といっている姿を、「素晴らしい」なんていう人がいるけど、ぽくはいやだね。それはお互いにモテなくなって、気がついたら、老いた自分と老妻しかいなかった、というだけのことでしょう。」
「やっぱり本当の大人の純愛は、精神と肉体の関係を両立させてこそ。女性がある男性に惹かれ、さらに一段深く好きになるための起爆剤は、肉体愛。最初は精神愛で近づくけど、それに圧倒的な肉体愛が積み重ねられることで、理性なんかでコントロールできない、圧倒的な強い愛になる。それを実感した男は、さらにさらに女を快くしてやりたいと願う。それこそが本当の純愛だよ」
「口から何かを吐き出すことと、口に何かを入れられること、とを考えてごらん。よほど好きな人とか信頼してる人からでないと受け入れられないでしょう。“受け入れる性”としてのつらさや難しさを考えてあげられなくては。よく入れる立場から、“ちょっとでいいからやらせて”なんて言うけど、“ちょっと”じゃダメなんだ(笑)。やるんならしっかりと。“キミをずっと大事にするからやらせて”でないと受け入れてもらえないし、本当の愛とは言えないね」
「ドロドロがイヤだとか面倒だというのは、本当の意味で女と接し、愛し合っていないからだよ。セックスのドロドロではなく、そこに至るまでのゴタゴタがイヤなだけでしょ。それは相手を満足させてないからだね。うまく愛し合えてさえいないから。恋愛の初期の段階、何を食べてどんな映画を観て、というところでは女が主導することも多いけど、セックスは一般的に男主導。そこで女性の好みとか願いを聞き入れ、それに応じられるような柔軟性があるといいね。そうして5年10年すぎると、天と地ほどの差が生まれるね」
*今回のネタ元
・渡辺語録(あじさい日記ブログ~美人編集者のつぶやき)
・女について-渡辺淳一語録-(江波文学塾)
・すずき保昭応援委員会語録
・渡辺淳一 ロングインタビュー(R25)
・女をめぐる男たちの名言・至言
2006年11月25日: ゲーム雑誌の販売数の現状2006年編(まこなこ)
少年ジャンプ 284万(295万)で、ジャンプの(部数だけで判断した)全盛期は、1991年~95年。
少年マガジン 215万(236万)
少年サンデー 100万(106万)
*すべて印刷証明付発行部数(詳しくはリンク先参照)。カッコ内は前年度の部数
発行部数(Wikipedeia「週刊少年ジャンプ」)
* 1990年5号 530万部 21-22号 503万部 37号 520万部僕が熱心に「ジャンプ」を読んでいたのもこの頃です。
* 1991年3-4号 602万部 21-22号 585万部 36-37号 615万部
* 1992年3-4号 618万部
* 1993年3-4号 638万部 36-37号 643万部
* 1994年3-4号 648万部 36-37号 650万部
* 1995年3-4号 653万部 歴代最高部数を記録。
95年25号 「ドラゴンボール」終了。部数下降始まる。
* 1996年新年号 588万部
96年27号 「SLAM DUNK」終了。部数低下に拍車が掛かる。
* 1997年 405万部(年間平均)
97年週刊少年マガジンに発行部数で抜かれる。
600万部って、いま思えば、本当に「奇跡」みたいな数字だったのかも。
1 正月の準備が忙しくて…
2 仏教徒だから
3 鳥インフルエンザが怖くて…
4 バイト。
5 毎年、家族と一緒に過ごすことになっている。
6 赤緑色盲だから…
7 今年のクリスマスは1週間ずれ込むらしい。
8 え?何?聞こえない。
恋人とクリスマスを過ごさない言い訳にはなるが、
恋人がいないこと自体の言い訳にはなりませんな……
まあ、見出しなんで、それはご容赦いただくとして。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が150万部(!)を突破した山田真哉氏の、2年ぶりの新作が来年に出るらしい。
しかも、『さおだけ~』の続編というスタイルをとらずにだ。
なぜそのような形で出版されることになったのか、彼自身はこう説明している。
2年ぶりの新作発表(『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記)
続編は出したい、とは思っていました。というわけで、彼は続編はおろか、若干テイストが似ていると思われる『マスオさん~』の執筆も中断して、さらに新作を書こうとしているのである。
『さおだけ屋は~』と同じような内容で『○○屋はなぜ潰れないのか?』という本を出せば、
期待値だけで20万部ぐらいはいくだろう、ということも読めていました。
でも、それはイヤでした。
(中略)
じゃあ、全く別の角度で何かできないだろうか、ということで
『マスオさんはなぜ婿養子ではないのか?(仮)』という税金の入門書の執筆を始めました。
多くの人の力を借りて、半分まで書き終えました。
しかし、それ以上、書き進められませんでした。
‥‥理由は、まだはっきりと整理はできていないのですが、またちょっと間を置いたら
何らかの形で書き始めようと思っています。
人によっては、この決断を「もったいない」と思うかもしれない。
だって、リンク先もにあるように、続編の体裁をとれば「数字は読める」。
あるいは、『マスオさん~』だって、<身近な疑問からはじめる会計学>を<税金学>に横すべりさせた、半続編的な作品なのだ(と他社の人間には映る)。
それはそれで、まるっきりテイストを変えて新作を書くよりは、「安全」である。
でも、僕は山田真哉氏の、今回の決断は正しかったと思う。
(何でお前にそんなことを言われなきゃいけないんだ、との批判を百も承知で)
なぜって、仮に『マスオさん~』が出ていたら、「売れなかった」と思うから。
誤解をしないでほしいのだけど、この本が適切なタイミングで出ていれば、版元的に、あるいは世間的にはまずまず「売れていた」だろう。
けれど、山田氏自身が満足するまでのセールスには、たぶん届かなかったのではないか。
僕は、山田真哉という人に、個人的に面識はない。
(ブログ上でやり取りしたことはあるけれど)
だけど、彼がどれだけ「本を売りたい人で、かつ実際に売ってきた人」かは、そのブログを読む限り、あるいは業界の噂話を耳にする限り、十分わかっているつもりだ。
今度の彼の新作は、何と言っても<アフター『さおだけ~』>である。
何万部を狙ってるのか知る由もないが、この本は(『さおだけ~』超えは難しくても)いつも以上に売らなければと思っているのではないか、と勝手に推測していた。
だからこそ、その本が<税金>がテーマでいいのか、そのテーマでは著者が望む(と思われる)ほどの「広がり」は得られないのではないかと、他人事ながら気にかかっていた。
彼の2年ぶりの新作は、<数字>を扱ったものになるらしい。
(参考:2年ぶりの新作発表(つづき))
この本が、『さおだけ~』続編や『マスオさん~』の期待値以上の売れ行きを見せるのか、現時点では誰もわからない。
でも、当たれば広がるテーマには違いないし、(この、ある意味ギリギリのタイミングで)方向転換した価値はあるのではないか。
いろいろ生意気を書いたが、山田氏の今回の決断を、僕は素直にすごいと思った。
誰だって「新しいこと」をしないほうが楽だし、それでも、そこそこ結果はついてくるものなのだ。
けれど、それでも(危険で)新しい世界へ一歩踏み出す人たちが、出版界を元気にしてきたし、これからもそれは変わらないはずだと僕は思う。
部下を怒る時の五つの原則(ラウンジピュア)
1.迅速性ただし、個人的には「強く怒る」と「急激性」の効果にちょっと疑問があるので、1・3・5をとって、
怒る時にはなるべくその場で素早く、ということです。部下が何かをやらかした場合でも、そのことを一週間後に怒ったとしても効果は極めて薄いものとなってしまいます。
2.怒る時には強く怒る
あまりやんわりと言っても、相手はさほどこたえません。ある程度強く叱るということも重要です。ただし、言葉が強すぎると部下も萎縮してしまい、その上司に今後近づかなくなる可能性もありますし、反抗心をいだいて、ますますやる気をなくす、ということにもなってしまいますから、その辺のレベルコントロールが重要になってきます。
3.一貫性
何について怒っているのかをはっきりさせるということ。説教が長引くあまり。全然関係ないこととか、昔のことまで持ち出すのはよいことではありません。ポイントを抑えて説教の内容を絞るということが大切です。
4.急激性
最初に強く怒り、除々に弱めていくというパターンです。説教の出だしが弱く、段々とテンションを上げていっても、相手もそれに慣れてしまい、効果は薄いものとなってしまいます。
5.短時間
説教は短時間で終わらせるということです。長々と怒っていても、相手はその間に立ち直ってしまい、ただ漠然と「はい」と「すいません」を繰り返すだけで、まともに聞かなくなります。
「すぐに」「はっきりと」「手短に」
叱るのがよいのかなぁと思ったり。
とはいえ、僕は誰かを叱るよりも、誰かに叱られる立場の人間なんですがね……