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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha
以前、「合コン」のセッティングも、立派に商売になるらしい。という記事を書いたのですが、もっとすごいサービスが登場したもよう。

[合コン「席決め」]奈良の学生ベンチャーがシステム開発(livedoor ニュース)
合コンの参加者のなるべく多くが、不公平なくそれぞれの好みの異性の近くに座れるように席を決める計算システム「ザ・セキガエ」を、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の学生ベンチャー企業「ホープフル・モンスター」が開発した。既にお見合いパーティーで活用され、カップルも誕生。男女の赤い糸を結ぶ手助けをするシステムとして評判を呼びそうだ。
(中略)
仕組みは(1)参加者に番号を割り振る(2)参加者が近くに座りたいと思った相手の番号を第1~3希望まで選び、自分の携帯電話のメールで「ザ・セキガエ」に送信(3)全員の希望に最も近い席順をサーバーが数学の「組み合わせ」を応用した情報処理学を使い計算(4)数秒後に携帯メールに座席表を返信する。

男女5人ずつが横一列に向かい合って座る場合、約100万通りの席順があるが、98%以上の確率で第1~3希望の異性が自分の正面に座る席順をはじき出せる。男女15人ずつまでならこの確率を維持できるという。好みが1人に集中するような場合は、希望に添えないこともある。
すごいサービスだと思うのですが、この「席決め」の時点で、かなり明暗が分かれてしまう気もするのですが……

ちなみに、このシステムを作った会社はこちら。

ホープフル・モンスター株式会社
これまで最適化技術が適用されてこなかった人と人の間の「出会い」における諸問題の解決
を目指す会社だそうです。

僕自身、出会いの最適化はまったくなされてませんねぇ……
# by aru-henshusha | 2008-10-16 21:53 | 商品・企業・仕事
話題の速読本2冊を読んで考えた、速読するとき一番大事なこと。_c0016141_2215325.jpgいったん落ち着いた献本ラッシュですが、最近になって、また各方面から、ワサワサご本をいただいております。

今日紹介するのも、そのうちの一冊。

フォーカス・リーディング(以下、『フォーカス~』)

著者の関係者(という表記でいいかしら)からいただきました。


話題の速読本2冊を読んで考えた、速読するとき一番大事なこと。_c0016141_2223634.jpg
で、最初はこの一冊のみについて書く予定でしたが、思うところあって、今回こちらの本も併読してみました。

あなたもいままでの10倍速く本が読める(以下、『フォト~』)

こちらは、フォーカス・リーディングとちょっと似た名前の速読法、フォトリーディングのノウハウを紹介した本(出版はこちらのほうが先です)

もともと売れていた本でしたが、有名著者の推薦などもあって、ロングセラーとなっている一冊です。

さて、ご紹介の前に一つ「白状」しなければいけないことが……

僕は今回、これらの2冊を読みはしました。けれど、そのノウハウを試してはいません。

正直、そういう状態でこれらの本の感想を書くのは、あまりよくないと思うんですよね。

本来だったら、それぞれの速読法をためして、どちらをよいと思ったのかまで書きたいところなんですが、さすがにそこまで時間を割ける状況ではなくて。
(逆に言えば、どちらの本もノウハウ習得には、それなりの時間がかかると思います)

ですので、以下に書くのは、実践をともなわない、不十分な感想です。
それでも関心があるという方は、続きをご覧いただければと思います。


さて、今回とりあげた速読本2冊は、かなり対照的です。

『フォーカス~』のほうは一言で言えば「想定の範囲内の速読本」
『フォト~』のほうは「想定の範囲外の速読本」

というのも、前者に書かれている速読のための「眼の使い方」や、「集中力の保ち方」などは、慣れるには時間がかかるんでしょうが、非常に常識的というか、「わりとすんなり納得できる方法論」なんです。

ところが、後者の「本のページ全体を脳に写し取り、時間をおいて必要な情報を抽出する」というノウハウは、こうやって書いていてもよくわからないように、ある意味「超人ワザ」っぽく感じられるんですよね。


もっとも、だから前者がよくて、後者のほうが悪いんだと言う気はありません。

僕の周囲にも、フォトリーディングの技法を習得した人はいますし、信じてトライすれば身につく人もいるのでしょう。

ただ、その「信じる」という最初の関門、本書の言葉を借りれば「パラダイムの転換を図る」段階で挫折しそうな人も多いのかなというのが、個人的な印象です。


ところで、これら2冊はすべてにおいて対照的というわけではありません。
どちらの本でも書かれていたのが、「読書の目的を意識することの重要性」です。

たとえば、『フォーカス~』には、本を読むにあたって、次の三つの条件をよく考えろと書かれていました。

①時間設定(Time)
②目的意識(Purpose)
③状況認識(Occasion)


今回、僕がこれらの本を読んだケースで言えば、

①時間設定(Time):土日のどちらか、仕事が終わったあと。
②目的意識(Purpose):ブログで感想を書く。
③状況認識(Occasion):書かないと、また献本の山が……

といった感じです。

『フォト~』のほうにも、このように上手にまとまってはいませんが、読書をする前に目的を明確に設定しろと書かれています。


というわけで、いつのまにやら「まとめ」に入っていきますが、この事前の目標設定が、速読、あるいは普通の読書においても、大事なんだと思うんです。

たとえば、仮にすごい速読テクニックを身につけたとしても、「それじゃあ、図書館にある本片っ端から読んでいくか」となっては、あまり意味がないですよね。

そもそも、最近、速読や読書術の本がこぞって出されているのは、<目にする情報(本も含む)がやたら多い現代において、どうやったら必要な情報を効率的に得られるのだろう>という悩みに答える意味があってのことだと思います。

だからこそ、その本を読む意味を考えることが、速読・読書の根本に必要なはずです。

そう考えると、究極の速読法は「読まなくていい本を、どれだけ事前にハネられるか」にかかっているのかもしれません。

今回いただいた『フォーカス・リーディング』は、その思想を「フォーカス」の一語で表わしている時点で、オーソドックスだけれど、非常にまっとうで意義のある一冊になっています。


*当ブログへの献本は、以下のルールに則っていただける限り、歓迎いたします。
当ブログへの「献本ルール」を、ここらでハッキリ決めようと思います。
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# by aru-henshusha | 2008-10-06 23:13 | 本・出版
我ながら、かなりこじつけな見出しをつけてしまいましたが……

好みじゃない男性と、恋に落ちる条件は? 「タイプじゃないけど、付き合えるかも……と思える男子」ランキング(escala cafe)

 ●第1位/年収が1000万円以上……21.8%

 ○第2位/何度も真剣に「好きだ」と言ってくる……17.6%
 ●第3位/好みのタイプじゃなきゃ付き合えない!……15.8%
 ○第4位/お願い事をなんでも聞いてくれる……10.2%
 ●第5位/芸能人・アーティスト……9.0%
 ○第6位/何でも相談にのってくれる……8.6%
 ●第7位/マニアックな趣味が合う……6.4%
 ○第8位/マメに電話やメールをくれる……5.6%
 ●第9位/ロマンチックなデートプランを立ててくれる……3.0%
 ○第10位/友達が勧めてくる……2.0%

こちらのアンケートを鵜呑みにすると、女子の5人に1人は年収1000万円男子には、
タイプじゃなくても心がグラグラ揺れるそうです。

ちなみに、年収1000万円以上の男子って、こんな人たち。

年収1000万円プレイヤー図鑑 バックナンバー(@type)

なお、ビジネス系出版社で年収1000万円超えている人がいますが(間違ってもうちじゃないはず)
記者職だし、社名にビーとかピーとかつく会社あたりですかねぇ(完全にイメージで言ってますけど……)
# by aru-henshusha | 2008-10-06 21:46 | ランキング・アンケート

「ブログ書きたくないぁ」が「ブログ書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ。_c0016141_2155539.jpgお~、これでついにたまっていた献本の山から解放されそうです(他にいただいてた本、ないですよね?)

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

は担当編集の方からいただきました。

著者のブログ、モチベーションは楽しさ創造からを愛読している身としては、うれしい一冊です。

さて、めずらしく本全体の感想を述べようと思ったのですが、これはこの本の出版元の社長、干場さんのお言葉を借りたほうが早いでしょう。

「特に目新しいことが書いてあるわけではありませんが、一応上司歴四半世紀のわたくしからみても、必要なことはみんな簡潔に押さえられている、一冊手元にあると重宝な一押し上司本です!」この記事より引用)

と、シリーズの性格もあるのでしょうが、予想以上にオーソドックスな一冊でした。


まあ、全体論はそれぐらいにして、個人的に目を引かれたのが、以下に紹介するフレームワーク(と流行り言葉を使ってみたけど、意味違うかも…)

●「やりたくない」が「やるぞ!」に変わる5ステップ

1 「やりたくない」「現状を変えたくない」
       ↓
2 「今のままではまずい」
       ↓
3 「変化するとこんないいことがある」
       ↓
4 「自分ならば変化できる」
       ↓
5 「よし、やるぞ!」


上司(リーダー)の役割の1つには、部下にこのステップを踏ませるためのサポートをすることがあるというわけです(その具体的な方法は本書の中に書かれています)


さて、いまだ部下がいない平社員の僕としては、今回、この5ステップを応用して、自分のやる気を引き出してみました。

題して、最近、更新がガタ落ちな当ブログを書くための、
「ブログ書きたくないぁ」が「書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ


●「ブログ書きたくないぁ」が「書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ

1 「やりたくない」「現状を変えたくない」
(忙しいんだよなぁ、明日朝までに原稿入れないとマズイんだよなぁ<実話です>
       ↓
2 「今のままではまずい」

(でも最近更新してないよなぁ、ネタも献本もたまる一方だしなぁ、アクセスも落ちてるしなぁ)
       ↓
3 「変化するとこんないいことがある」

(更新したらいろいろな人に読んでもらえてうれしいよなぁ、ネタも献本も紹介できるしなぁ)
       ↓
4 「自分ならば変化できる」

(書こうと思えばブログなんてすぐ書けるし、原稿整理もチャチャッとできるでしょう)
       ↓
5 「よし、やるぞ!」

(よし、ブログ書きます!)

というわけで、この5ステップを脳内でシミュレートし、見事ひさしぶりに当ブログを更新できました。

もっとも、原稿整理はそこまでチャチャッとはいかず。
そこらへんの読みの甘さが、人の上にたつ人間とは程遠いようです……


●オマケ
あまり他社を利するのも何なんですが、本書をアマゾンで買うという人は、今日明日で購入するとお得だそうです。

部下の「やる気」を育てる! アマゾンキャンペーン

キャンペーンのことを何も言わない担当さんの奥ゆかしさにほだされ(?)、つい紹介してしまいました(著者のブログのファンというのもありますが)

ただし、キャンペーンがあるので○日に絶対紹介してください!的なことを言われると、かえって紹介したくないんですよねぇ(そもそも僕、他社の人間ですし……)


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# by aru-henshusha | 2008-09-24 22:37 | 本・出版
う~ん、柔道を見ない人にも、石井ちゃんで通じるかしら?

奔放な発言で話題騒然の、北京オリンピック柔道(100kg超級) 金メダリスト、石井慧選手の名言(迷言)を10選んでみました。特に順位はつけていません。


3分過ぎたら石井ちゃんタイム、カップラーメンの石井とみんなは言ってます
(無尽蔵のスタミナがあるため、3分ほど過ぎるとバテ出す相手に比べ、自分は優位に立てると自分の柔道をカップ麺に例えている。)(NHKスペシャル)
*注 Nスペをリアルタイムで見ていて、このくだりで、お茶吹きそうになりました

幸せな人には負けたくない
(同階級のライバル、井上康生が北京五輪を前に東原亜希と結婚したことについて)


俺が本気で腹筋に力を入れたら相手は諦めた方がいい。どんな技もかからない。

ウツでも金

オリンピックのプレッシャーなんて、齋藤先生(斎藤仁)のプレッシャーに比べたら屁のツッパリ(すっぱ)にもなりません。
(北京五輪優勝後インタビュー)

思いっきり遊びたいです。…やっぱり練習したいです
(上記インタビューの直後の発言)
*注 齋藤を意識して言い直したっぽい

「ゆっくり休めましたか?」の問いに「ボクが休むのは死ぬ時です

オスとして魅力を感じて室伏選手(室伏広治)に握手を求めました。でも、僕のほうが握力強かったですね
(北京五輪解団式インタビュー)

自分はプロですから、野獣としての
(北京五輪解団式インタビュー)

僕は握手しただけで相手のことがすべて分かる。薄々こういうふうになるんじゃないかなと思っていた。以心伝心という言葉がありますが、ちょっと待てと念を送ったんですがダメでした
(福田首相(当時)突然の辞任について、記者団より質問されて)

*出典:すべて石井慧 - Wikipediaより)

中にはマジメな発言もあったんですが、ネタに走ってしまいました。申し訳ない。

なお、語録モノは当ブログで人気があるシリーズです。
興味がある方は、過去の関連エントリもあわせてどうぞ。

「押尾学語録」を見ていると、悩みとかどうでもよくなるね。
KAT-TUN田中語録は、あの押尾語録を超えられるか?
完全保存版! 僕らの「加藤鷹」名言集。
# by aru-henshusha | 2008-09-24 21:23 | 名言・言葉
こういうネタは夏休み中に紹介すればよかった気もしますが……

実物を見てみたい、変わった名前の生物ランキング(gooランキング)

1 オジサン
2 ミッキーマウスノキ
3 セニョリータ
4 キソウテンガイ
5 コンペイトウ
6 ナンジャモンジャゴケ
7 アバチャン
8 トゲアリトゲナシトゲトゲ
9 ニッポンダカラ
10 ハクションクラゲ
*リンク先では、30位まで紹介

で、この中で気になったのが、このトゲアリトゲナシトゲトゲ

トゲがあるんだかないんだかハッキリしない名前ですが、そもそも、まだ虫自体の生息が確認されていないんだとか。

ちなみに、トゲナシトゲトゲはその名前どおりトゲがないそうです。

いわゆるトゲトゲの画像はこちらでご確認を。

トゲハムシ亜科
# by aru-henshusha | 2008-09-24 20:40 | 動物・植物
「ずっと一緒にいようね」と、簡単に言える男を信じるな。_c0016141_2371578.jpg献本ものが続きます(本書も担当編集の方からいただきました)。

バイバイ

HYというバンドのボーカルの方が出された詩集です(第一弾の『あなたへ』もメチャメチャ売れてます)。

詩集はあまり読まないし、私生活でも「バイバイ」されっぱなし(?)の僕としては、読むのがつらいかもなぁとも思ったのですが、これがとてもいい本で。


最初は気に入った詩(or詞)を紹介しようと考えていたのですが、次のエピソードを読んで気が変わりました。
僕が紹介するとしたら、やはり、これしかないだろう、と。

(「永遠に」とか「ずっと一緒にいようね」という言葉を使いがちだった著者に、そういう言葉を言ってあげたいけれど、嘘はつきたくないと、彼氏が言ったときの話)

 初めて言われた時、私は彼の言った言葉の意味が一瞬わからなくて泣いてしまいました。でも、彼はすぐにこう続けて言いました。
「今は二人共愛し合っているけれど、この先何があるか、誰にもわからない。もしかしたら、いずに好きな人ができるかもしれないし、オレに好きな人ができるかもしれない。今は好き合っているから、今の気持ちだけで『ずっと一緒にいようね』って言うことはできるけど、本当にそれでいいのかな?『ずっと一緒』ってそんなに簡単に口にしていい言葉だとは思わない。だから、今は言いたくない。本当にお互いに理解し合えて、尊重して、生涯共に添いとげられる相手として、心から愛してると言えるようになってから言いたいんだ
 彼に言われてから私は思いました。この人は、ちゃんと言葉の持つ力を知ってる人なのかもしれない。彼にならついて行きたいなと。
この彼の言葉を「理屈っぽい」と思った女性(男性)もいるかもしれません。
けれど、こういう理屈、僕は好きなんですよね。

著者は、彼のことを「言葉の持つ力を知ってる人」と書いていますが、僕の言葉でいえば、彼は言葉に対しても、その言葉を投げかける相手に対しても誠実なんだと思います。

じつは、それは僕がひそかに目指していることでもあったりして。


僕は「編集者」という、言葉を扱う職業についたときから、できるだけ言葉に対して誠実でありたいと思っています。
むろん、本のコピーなどであおったりするときはあるのですが、それもいちおう分をわきまえて。

たとえば、著者と話すとき、僕は件の彼氏のように、「簡単に言ってはいけない言葉を、簡単に言わない」ように気をつけています。

たとえ、それが一時、著者を喜ばすとしても、あとから一瞬で「キャンセル」しうる喜ばせ方を、僕はしません。


同業者の中には、僕と正反対な言葉の使い方をする人もいます。
その場のノリで、著者を持ち上げるだけ持ち上げて、何の根拠もない約束をして、風向きが変わったらもう目もくれない。

それでも、そのときが楽しかったのなら、いいじゃないか。

なるほど、そういう言い方・生き方もあるとは思います。
でも、僕はそういうふうには言えないし、生きたくもない。


恋愛の話に戻しましょう。

「ずっと一緒にいようね」と簡単に言える男(女)を、僕は信用しません。
その言葉には、使いどきがあると思うし、やはり、一生に何回も言える言葉ではないと思うから。

どれだけの人に共感してもらえるかはわかりませんが、僕にとっては言葉を大事にできる人こそが、人を大事にできる人なのです。


『バイバイ』には、言葉を大事できる人だけが、人を大事にできる人だけが、書ける言葉が詰まっています。



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当ブログへの「献本ルール」を、ここらでハッキリ決めようと思います。
# by aru-henshusha | 2008-09-16 00:13 | 本・出版