
左は『読書進化論』のカバー。
見ての通り、ドラえもんのポケットがモチーフになってますよね。
ほかの著者のブログでも、このデザインが確認できたので、シリーズ全体で「ドラえもん新書」の様相を呈しているようです。
*参考:ドラえもん?
ちなみに注目のラインナップは、下のリンクでも言われているように「かたいな~」の一言ですよね。
*参考:小学館101新書だそうで
天下の小学館さんなんだから、一冊ニ冊は大博打をしてほしかったものですが。
なんだか、幻冬舎新書や角川oneテーマ新書あたりがこのラインナップでもおかしくないような気が……

『実録!! コンビニバイト日誌』
大学時代にコンビニバイトをやっていた僕としては、当時を思い出しながら楽しく読めました。
なかでも、一番なつかしかったのは、「面白いお客さん」たちのエピソード。
コンビニというのは、常連さんも含めて毎日いろんな人が来店するので、「オモシロお客の玉手箱」(いまさら彦麻呂風)状態なのです。
●コンビニに来るオモシロお客の一例*すべて本書から引用
・店のお酒を購入前に呑んでしまったおじさん(多少アル中ぎみ)
・店でカップめんにお湯を入れたはいいが、粉末スープを入れ忘れて出て行ったお客さん
・毎朝「イカの塩辛」を買いに来る子供
・「トイレ借ります」ではなく「オシッコ借ります」と言うおじさん(それって借りれないんじゃ…)
・「あんぱん下さい」と言うつもりが、「あんぱんまん下さい」と言ってしまったおばさん
・メントスを1個だけとっていた万引き犯(し、試食?)
・母親らしき人と来てエロ本を買うおじさん(しかも母親はなぜか笑顔)
こんなオモシロお客さんの生態がタップリ読めて、800円でお釣りがくるという定価も、まさに「コンビニエンス」な一冊。
マンガを文章で紹介されたって伝わんないよ~という方は、まずは下のリンクから立ち読みしていただけるといいかと。
コミックエッセイ劇場|立ち読み|『実録!! コンビニバイト日誌』
一発目は、すこし懐かしいこのニュースから。
【ファンキー通信】マンガが読めない子供たちへ・・・(livedoor ニュース)
最近は「ふきだし」や「コマ割」など、マンガを読み進めるためのルールを理解できず、マンガを読むことができない子供がいるのだという。「コマ割」がわからないってのは、まあ、今まで一切マンガに触れたことがないチビっ子なら仕方ないのかもしれないが、「ふきだし」がわからないって・・・マンガの要じゃないの! 一体なぜこんな現象が起こってしまっているのだろうか?この記事が書かれたのは一年以上も前のことで、当時、僕は、「いくらなんでも、マンガは読めるでしょ~」と思っていたんです。
ところが、最近になってこんな記事が。
杉浦太陽 辻との生活に心配が!?(livedoor ニュース)
辻さんはかなり“子供な性格”らしく、字幕が追えないため洋画は吹き替え版しか見れなかったり、コマ割りに混乱するため漫画が読めなかったりと、信じられない事が多いのだとか!!挙句の果てに最近は毎晩、夢にうなされて夜泣きをするそうで、これから子供が生まれたら2人の夜泣きを耐えなければならないのかと、今からちょっと心配なのだそうですよ(笑)。うーん、すでに20歳の彼女ですが、年齢以外は「マンガが読めない子供」と一緒ですね………
こういう子供(人)がどれだけいるのか見当もつきませんが、そのうち「マンガの読み方」なんて本を作らなきゃダメですかねぇ。
って、マンガよりも本のほうが読めないかしら……
いくつわかる? 最新“若者言葉”(livedoor ニュース)
「明鏡国語辞典」などの編纂(へんさん)に携わった文学博士の北原保雄氏が監修した「みんなで国語辞典! これも、日本語」(大修館書店)が売れている。リンク先では、その新語の一部が紹介されているのですが、その中にこんな言葉が。
「携帯版の『明鏡国語辞典』の新装発刊を記念して、国語辞典に載せたい新語を募集したところ、11万1472作品もの応募がありました。本書はその中から厳選した約1300の新語を収録したもの。特に年配の人ほど難解な若者言葉に興味があるようで、中高年層を中心にウケていて、8万部を売り上げるヒットになっています」(出版元の担当者)
【精神的乳を出す】本当にバストを出すわけではない。好きな男の前で色気を出して女らしさをアピールすることだ。ちょっと捻った言い回しだなぁと感心したのですが、もともとマンガ発祥の言葉のようで……
ラブ★コン語
ネコ好きの僕としては、こちらの言葉も気になりますがね。
キャッツ!!それにしても、「猫級」って……
ショックの猫級。猫耳をつけペンで顔にひげなどを描かれて猫のような顔にされた大谷が発した。
漫画家水木しげるさんの出身地、鳥取県境港市の観光協会が主催した「第1回妖怪人気投票」の結果が17日、発表された。1位は446票で、飛行能力を使ってゲゲゲの鬼太郎を助ける「一反木綿」が選ばれた。2位「目玉おやじ」、3位「水木しげる先生」で、鬼太郎は4位、「ねずみ男」は6位だった。さらに詳しいランキングはこちら。
第1回妖怪人気投票 ベスト10結果発表!
また、水木先生を選んだ人たちのコメントはこちらに。
第1回妖怪人気投票 ベスト10妖怪へのコメント
3位【水木しげる先生】へのコメント一覧
誰からも愛される妖怪の長老のような方
総大将。大元締。父。大先生なくして何の妖怪ぞ。
水木先生は数少ない尊敬できる方のおひとりであります。親子ともども大ファンです。
超越的な感性と存在感に惹かれる
この人がいたからこそ、妖怪は多くの人に愛されたのだと思う
なんといっても、今世紀最高の妖怪!!!
私もいつか水木しげる大先生のような立派な妖怪に成長したいです!!
波乱万丈の人生を乗り越えた水木しげる先生がただの人間なわけない
妖怪と人間の橋渡し役として、これからもお元気で
妖怪を現代日本に広めたご本人が1位に相応しいと思います
妖怪たちに目に見える姿を与えてくれた偉大な御方です。
こんなに、面白くて、やさしい大妖怪は他にはいないから
妖怪の父ですから。従軍中のお話も好きです。
大ヒット作品を生み出す天賦の才能に感嘆
水木先生自身,自分を妖怪と語っているそうで。尊敬を込めて妖怪にします!
世界中に妖怪を広めた大先生!
おとぼけ顔がたまらない
やっぱり水木先生でしょう。いつまでも、お元気でいてください。
赤字のコメントに集約されてますね……
ツージーQ(小林製薬)
このネーミング、なぜか懐かしい響きがするなと思ったら、「スージー・Q」と激似なんですよね。
僕の世代で「スージー・Q」といえば、『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物を思い出すわけですが、
(参考:●ミニ・コラムその5~ジョセフの“老い”が与えた感動に画像あり)
小林製薬の人が「ジョジョ」を読んでいるとは限りません。
むしろ、このキャラクターの元ネタになったといわれてる、
スージー・クアトロ/彼女の曲
あるいは、デイル・ホーキンスの「SUZIE Q」(参考:デイル・ホーキンス Dale Hawkins)が念頭にあったのかも。
いずれにせよ、いきなり「ツージーQ」というネーミングは閃かないとは思うのですが……
余談ですが、ネーミングといえば、こちらもすごい。
ノロウイルスの猛威で思わぬ売れ行き、「ゲロポン」(asahi.com)
あなたはわかりますか?
ダウンタウン松本人志氏が感心?したコボちゃん4コマ(関西的日常)
*ネタ元:Fresh News Delivery
僕自身は、いちおう一発でわかったのですが、何人が指摘しているように、オチの見せ方がちょっと親切でない気もします。
(オチがわからないよ~という人は、リンク先のコメント欄を見てください)
しかし、これ、本当に「売れる売れへんの境界線」なんですかねぇ……
2006年11月25日: ゲーム雑誌の販売数の現状2006年編(まこなこ)
少年ジャンプ 284万(295万)で、ジャンプの(部数だけで判断した)全盛期は、1991年~95年。
少年マガジン 215万(236万)
少年サンデー 100万(106万)
*すべて印刷証明付発行部数(詳しくはリンク先参照)。カッコ内は前年度の部数
発行部数(Wikipedeia「週刊少年ジャンプ」)
* 1990年5号 530万部 21-22号 503万部 37号 520万部僕が熱心に「ジャンプ」を読んでいたのもこの頃です。
* 1991年3-4号 602万部 21-22号 585万部 36-37号 615万部
* 1992年3-4号 618万部
* 1993年3-4号 638万部 36-37号 643万部
* 1994年3-4号 648万部 36-37号 650万部
* 1995年3-4号 653万部 歴代最高部数を記録。
95年25号 「ドラゴンボール」終了。部数下降始まる。
* 1996年新年号 588万部
96年27号 「SLAM DUNK」終了。部数低下に拍車が掛かる。
* 1997年 405万部(年間平均)
97年週刊少年マガジンに発行部数で抜かれる。
600万部って、いま思えば、本当に「奇跡」みたいな数字だったのかも。
探せばもっとあると思うけど、とりあえずみんなスゴイや。
・浅草キッドのコラム「蛭子能収の呪いとは何か?」
・えびすよしかず伝説
・たけくまメモ: 手塚伝説(その1)禁断のプライヴェート篇(~4まであります)
・番外篇 鳥山明氏
・てれびのスキマ - さいとう・たかをのルール
*6月29日追加
・BigBang: 手塚治虫と時刻表
*以下はゴシップの部類ですが
・ナックルズMOBILE-▼漫画雑誌編集者匿名座談会〜意外!豪快!?人気漫画家先生たちの赤裸々ゴシップ総まくり!!〜
・ 探偵ファイル:働く人の憂鬱シリーズ・番外編~ 漫画家というお仕事 ~
小説家の伝説なんかも集めると面白いと思いますがね。
お時間のある方は、レッツトライ!
干物女(はてなダイアリーキーワード)
20代(もしくは世間一般的に華やかな生活を送っているだろうと思われる世代)で恋愛を放棄しているような生活をしている女性のこと。う~ん、けっこう身のまわりにいるかもしれませんね、こういう人。
(中略)
■干物女チェック
* 簡単な食事なら台所で立って食べる
* 最近ドキドキしたのは階段を駆け上がったときぐらい
* 忘れ物は靴を履いたまま、爪先立ちで部屋に上がって取りに行く
* 休日はノーメイク&ノーブラ
* うっかり半年ほど美容院に行っていない
* 脱毛は夏しかしない
* 一人で居酒屋に入れる
3つ以上で要注意。5つ以上で干物女です。
(僕の彼女がそうだという話も……)